東京都の某公的施設においての比較試験 <昭和57年8月5日> |
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写真1:
開放式冷却塔100RT
同型クーリングタワーが2基並列に配置され、同じ原水を使用している。
双方のクーリングタワーは同じ様に清掃されてテストに入る。
循環水量:1300L/min |
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写真2:
ポーラー型式PI-40Fを設置
一方のクーリングタワーにはポーラー磁気式水処理装置
型式:PI-40F×1式を写真の様に設置しました。
設置方法はラインポンプ付きで冷却塔内の水を独立して循環する方式で
行いました。 |
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写真3:
薬剤処理側の上部水槽
クーリングタワーは藻の発生防止剤を使用して、従来通りの自動ブロー
による運転を継続した。
(昭和57年8月5日〜8月26日)
スタート時、藻の発生なし。 |
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写真4:
ポーラー処理側の上部水槽
ポーラーを使用してテストに入る。
スタート時、藻の発生なし。
従来通りの自動ブローによる運転を継続した。 |
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テスト開始21日目 <昭和57年8月26日> |
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写真5:
薬剤処理側の上部水槽
防止剤を使用した方は写真の様に、全体に水藻の発生が多く見られ、水に
泡立ちが多い。水の濃縮が激しいため、薬剤の効果が薄い様であった。 |
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写真6:
ポーラー処理側の上部水槽
ポーラーを使用した同一箇所は写真の様に水藻の発生は全く見られず、
以前より水の透明度が上がり水が澄んできている。 |
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写真7:
薬剤処理側の冷却塔内下部水槽
水が濁っている為、底が見えない。
また、水面上に石鹸の様な泡立ちが多く見られた。
水は全体的に濁りが多く汚い。 |
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写真8:
ポーラー処理側の冷却塔内下部水槽
水が澄んでいる為、底が見える。
スケール等の不純物がポーラーの効果より底に沈殿した為、水が
きれいに澄んでいる。
また、水面上にはほとんど泡立ちが見られなかった。 |
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効果の再現性確認
※再度確認のため同様のテストが8月28日より9月12日まで2週間行われた。 結果は前期と全く同一であった。 |
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写真9:
薬剤処理側
水藻発生防止剤使用の上部水槽の発生状況
水藻の発生が著しく穴が詰まり、充填材にうまく水が落ちない。 |
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写真10:
ポーラー処理側
ポーラーを使用した上部水槽には水藻の発生は全く見られず、水が
透明できわめてきれいな上部水槽であった。 |
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写真11:
ポーラー処理側
ポーラーを使用したクーリングタワーの充填材には水藻の発生及び
スライムの発生が、ほとんど見られなかった。
充填材はきわめてきれいな状態である。 |
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参考事項:冷却循環水分析値
pH:8.7 電気伝導率:1500μs/p カルシウム硬度:325mg/L シリカ硬度:140mg/L |
※これらの比較の結果、ポーラーはその試験目的を充分満足できる状態で機能している事を報告申し上げます。
※また、年末の冷凍機内解放立会検査においても薬剤側よりきれいであったとの担当者のコメントでありました。 |