場 所 |
某大手ホームセンター |
設置日 |
2002年10月(新築時に設置より17年5ヶ月経過) |
目 的 |
新設、空調冷温水設備の防錆対策 |
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POLAR型式:PI-20CF(20A)を冷温水、往管より還管へ5%一部バック方式(ポンプ不要)にて
設置処理水量:冷温水循環水量の5%以上を処理 |
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冷温水発生機入替につきPOLARも更新しました。
取り外したPOLAR水処理機
@POLAR本体
A磁気ストレーナー
B流量計
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冷温水配管内写真 |
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新設時よりPOLAR処理を行い17年5ヶ月後の
冷温水配管内写真
POLARの防錆作用により配管内面には錆瘤は無く、ミネラルを取込んだ極めて薄く緻密で均一な防錆皮膜で覆われています。この皮膜により水中の酸素と鉄が反応する(腐食する)のを遮断して防食しております。
残存寿命予想:20年以上(POLAR継続処理により)
更新工事を行った設備業者様も17年以上経過して、こんなにきれいな冷温水管は見たことが無いと驚いておりました。 |
POLAR処理17年5ヶ月 |
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弊社にご相談に来られた他現場における冷温水管内の写真となります。(ご参考写真)
全面に凹凸の錆瘤が発生しており、錆の進行を抑制しなければ配管閉塞・穴開き・漏水へと発展してしまいます。
残存寿命予想:無処理の状態では数年以内のトラブルの可能性が高い。 |
無処理18年後(他現場より) |
【おわりに】
錆水が流れていると、機械内部・弁類・バルブ等を傷つけて残存寿命が減り、熱効率が悪くなり、電気代や燃料費にも悪影響を与え、無駄な資産価値低下へと繋がってしまいます。
POLAR処理は錆がかなり発生している段階でも、錆瘤の上に皮膜を形成して防食効果を発揮致しますが、今回の様になるべく錆の発生していない早い段階(配管の肉厚が充分ある段階)にてPOLAR処理をする事で、さらに防錆が高く長持ちする配管へとなります。
空調冷温水管は建物内に張り巡らされており、人間の体でいう所の血管にあたります。
大病になる前の事前対策が大きな延命効果へと繋がります。 |