設置場所 |
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某ホテル(京都市内) 【築後3年) |
設置日 |
平成13年7月中旬 |
ポーラー型式 |
PI-25F(3点セット) |
設置方式 |
給湯循環水系に一部バイパス方式にて設置 |
原因 |
配管はステンレス管と端熱樹脂管ですので、鋼製温水ボイラーに水中の酸素が強力にアタックし、赤錆の発生となり赤水がでました。 |
設置図 |
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ポーラー設置写真 |
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流量計にて処理水量60L/min確認 |
ポーラー型式:PI-25F×1式 |
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経過説明 |
@ホテル完成3年以内で客室の風呂の給湯蛇口より赤水が出るとの苦情があり、色々手は打ったが、一向に解決しなかった。(配管はステンレスと樹脂管であるにも関わらず赤水が発生した。赤水原因は鋼製温水器内部の水中の溶存(DO)の異常な酸化反応による腐食であった)
Aポーラー磁気式水処理装置 型式:PI-25F(3点セット)を戻り管65Aに一部バイパス方式にて設置した。
循環水量の一部(20%)程度処理した。
Bポーラー取付日に赤水がひどく出て、お客様よりクレームがあったが、翌日より3.5ヶ月後の今日まで赤水のクレームは一切ないのでポーラーの効果で赤水は止まっているものと判断して良いと思う。
C設置3.5ヶ月後の11月初旬のボイラーメーカーの立会検査にてボイラー缶内の洗缶と防食効果を見て判断するという事になりました。その結果ボイラー内の赤錆が黒錆化しており、赤水が止まった事を確認いたしました。 |
ポーラー効果確認比較写真 |
処理前(平成12年12月13日) |
ポーラー処理後(平成13年11月1日) |
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処理前は、この様に赤錆は缶内に多く発生しています。
これではボイラーの腐食の進行を早めます。 |
ポーラー処理は前回洗浄後7ヶ月に設置されました。
設置以前の腐食の進行があるため、全体的に点食として発生しておりましたので開缶時はこの様でした。 |
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缶内の錆落としの洗浄後の様子
一応錆は落ちましたが、薄茶の地肌なので再び腐食の進行となります。 |
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缶内をジェット水にて洗浄したあとに現れた黒錆(マグネタイト)の防食皮膜。缶内の黒錆は鋭く磁石に吸着するので判定できました。
効果確認:
ポーラーの強力な磁場処理した水により、水中の赤錆がマグネタイト化(黒錆化)して缶内に均一、緻密に吸着して水中の酸素のアタックを遮断した結果、赤錆が止まったものと考えます。 |
設置後の黒錆(マグネタイト)形成の確認
磁石に鋭く吸着したのでマグネタイト(黒錆)と判定します。 |
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